ロンドンの賃貸物件備え付けの家電品の取り扱いについて
ロンドンの水は硬水です
まず全ての前提としてロンドンの水道水は多量の石灰を含んだ硬水です。 お風呂(特にシャワーカーテン)、トイレ、洗面所 等は石灰のこびりつき、それに伴うカビ汚れが徐々に目立ってきますので、専用の洗剤などで定期的にお掃除をお願いいたします。各電化製品も水を使用する物は硬水によって日本の物とは勝手が異なりますのでご注意ください。
アイロン
イギリスの水は硬水ですので、水道水をそのままアイロンにご使用になると、スチーム口が石灰で白く詰まってしまいます。その際は市販のアイロン用石灰除去剤で取り除くことも可能ですが、洗浄された水をご使用になることをお薦めいたします。
*詳細は備え付けの取り扱い説明書をご覧下さい。
ヒューズボックス
日本で言うブレーカーの入っているボックスです。ブレーカーが落ちることも稀にございますので、入居時に必ずヒューズボックスの位置をご確認ください。
ブレーカーを戻しても電気が復旧しない場合はヒューズ自体の交換が必要な可能性もございます。予備のヒューズをご準備されることをお薦めいたします。
食洗機
1)故障の原因になりますので、通常の食器洗い洗剤は絶対にご使用にならないでください。皿洗い機専用の洗剤や塩をご使用ください。
2)あくまで洋食器を洗うことが前提になっていますので、和食器を洗う際などは特にご注意ください。
3)定期的にフィルターの掃除をお願い致します。
*詳しくは備え付けの取扱説明書をご覧下さい。
洗濯機
イギリスの洗濯機はドラム式(横に扉が開くタイプ)が主流です。そのため、洗濯の途中でドアを開ける事はできません。また硬水用に設計されていますので、日本製の洗剤、漂白剤は絶対に使用しないでください。ドアのゴムがひび割れ、水漏れの原因になります。またドラム式洗濯機は洗濯中に内部に洗濯物が引っかかりやすいので、洗濯ネットのご使用をお薦めいたします。*詳しくは備え付けの取り扱い説明書をご覧ください。
セントラルヒーティング
冬期は凍結の為、水道管破裂による水漏れが起こる可能性があります。これを防ぐ為に家屋の暖房、給湯を常時中温、又は1日2回のタイマーを設定しておく必要があります。特に旅行・出張等で1日以上、家を空ける場合でも常時中温暖房はお忘れなくお願い致します。